やなふきんの白い窓

プレ更年期を乗り切る孤立無援な闘い

誰も知らない私から誰かが知ってる私になる

今週のお題「2017年にやりたいこと」

 

2017年、年が明けた時「あしたのジョー」を読んでいた。高校の時に買ったボロボロの漫画、何度読んだろう。

あまりにも有名なジョーのセリフ「燃えかすなんかのこりやしない…まっ白な灰だけだ」

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手当たり次第に事を始めてみても不完全燃焼で夢中になれず飽きてしまう私には、まっ白な灰になれたジョーが眩しく見える。

今までたくさん人とすれ違った。何かを話した。本を読んだ。音楽を聴いた。楽器を弾いた。芝居に出た。だけど私の中身はいつまでも空っぽのままで小さな石ころが空虚の中をカラカラ転がっているだけ。

家族や友達みたいな人は周りに居るから誰も私を知らない訳じゃないけれど、本当の意味で私を誰が知ってるんだろう。私も自分自身が誰なのか未だに知らない。宇宙人かもしれない、と本気で考えたこともある。更年期にさしかかっても永遠中二病みたいで恥ずかしいから誰にも言えない。きっかけなしに気持ちが落ちるので、家事や仕事に支障をきたす。病院に行くのは敗北なので行かない。日中全力で掃除しても狭い家の片隅、洗濯物の山しか片付けられない。先週は一度も料理していない。大した事ではないかもしれないけれど、なんで出来ないのだろう。やる気が出ないのだろう。

 

去年は弾き語りのライブに出てオリジナルの変な曲を歌ったりお酒を飲んで人と会ったり、時々は楽しい気分、前向きな気持ちにもなっていた。小学生の娘、中学生の息子、高校生の娘、それぞれに対する不安や悩みはあるけれど母親なんだから逃げる訳にもいかなくて及第点はなくても一応親としての体裁は保っていた。

 

今年は何をして生きのばせばいいのだろう。

漠然と思うのは、誰も知らない私から誰かが知っている私になろうという事。このブログを始めてみること、youtube動画を作ってみること、ライブを企画してみること、小説を書いてみること、小噺と曲を合体させること。自己満足や自己完結でも構わないから、一人でもいいから誰かと繋がり今年の年末、12月に振り返った時に、誰かが私を知ってくれていたらいいなと思う。

 

とりあえず現実的に必要なものは、子供達の学費と生活費。

…観念的な事を散々述べておいて何だけど、生きていくにはお金が必要。なので、今やっている仕事以外の部分でお金を稼ぐ方法を考える。お金があれば余裕が出て人にも優しくなれるのだよ。お腹が鳴っている状態で建設的な考えが浮かぶはずがないのだよ。

世の中がギスギスしているのは私を含め、お金を持っていない人が多いから。みんなお金持ちでゆとりがある生活を送っているなら快楽を求めている人は別にして、犯罪する必要性はないと思うのだけれど。

世の中よくなればいいけれど、私は宗教家でも政治家でもないので、とりあえずは自分にできる小さな家庭内経済革命から始めたいと思う。シャワー3分以上禁止とかね。